ユニセフからの手紙(1)



私のもとに、突然こんな手紙が届きました。

はじめまして。私はアン・M・ベネマンと申します。ニューヨークにあるユニセフ本部で、最高責任者である事務局長を務めております。今日は、世界の子供達が置かれている現状とユニセフの活動について知っていただきたく、筆をとらせていただきました。ユニセフは、世界の子供達を守るため国連によってつくられた人道支援機関です。ユニセフのスタッフは、150以上の国と地域で、飢えや病気、紛争や災害に苦しむ子供達の命と権利を守る活動をしています。

ケニアの乾いた土ぼこりの上をずっと歩き続け、やっと栄養治療センターにたどり着いたとき、3歳の女の子クラシャは、生死の境をさまよっていました。重度の栄養不良のうえに、何日も下痢が止まらず脱水症状を起こしていたのです。スタッフは直ちに緊急治療を行いました。毎日根気よく治療を続け、1週間経った今、クラシャはようやく、重湯をすすれるまでになったのです。センターんびは今日もクラシャのような子供が次々と運び込まれてきます。ここにたどり着く前に力尽き、お母さんの腕の中で息を引き取った赤ちゃんもいます。

ユニセフのスタッフは、こうした子供達を毎日のように目にしています。自分ではどうすることもできない状況に置かれ、短すぎる生涯を閉じる子供達--そう、世界では今この瞬間も・・・
posted by 一支国 | Comment(0) | 世界が100人の村だったら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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